FACULTY 主な講師陣

齊藤 滋規

東京工業大学 環境・社会理工学院 教授

2013年夏から1年間、米国スタンフォード大学に客員准教授として滞在。スタンフォードd.schoolの長期プロジェクトに関わるかたわら、デザイン思考を用いた製品・サービス設計長期プロジェクトである有名授業ME310の教員チームにも関わる。帰国後、東京工業大学のEDGEプログラムであるCBECプログラムに参画。デザイン思考をベースとした授業群の主担当を務める。大企業の製品・サービス開発のサポートに数多く携わり、共著に「エンジニアのためのデザイン思考入門」がある。

永井 一史

(株)HAKUHODO DESIGN 代表取締役社長
多摩美術大学 統合デザイン学科 教授

アートディレクター/クリエティブディレクター
東京ブランドクリエイティブディレクター
TCLエグゼクティブ・スーパーバイザー

妹尾 大

東京工業大学 工学院 教授
社会人アカデミー長

専門は、経営組織論、経営戦略論、情報・知識システム。組織的知識創造のプロセスを研究している。一橋大学で博士(商学)を取得。北陸先端大学院知識科学研究科勤務を経て、2002年から東京工業大学で研究・教育に従事している。アントレプレナーシップ育成プログラムCBEC主査、リカレント教育組織社会人アカデミー長を務める。学外では経営情報学会の会長、内閣官房等の行政委員会委員等を歴任。ナレッジマネジメント、ワークスタイル、エコシステム等に関する論文を多数発表している。

鷲田 祐一

一橋大学商学部教授
データ・デザイン研究センター長

専門は、マーケティング、イノベーション研究。1991年一橋大学商学部を卒業。(株)博報堂に入社し、イノベーション・ラボ等で消費者研究、技術普及研究に従事。2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。2008年東京大学大学院総合文化研究科修了(学術博士)。

石川 俊祐

KESIKI INC. Partner Design Innovation
多摩美術大学TCL特任教授

元IDEO Tokyoデザインディレクター。パナソニックデザイン社、英国PDDのデザインリードを経て、IDEO Tokyo立ち上げに従事。日本におけるデザイン思考の導入と浸透に携わる。BCG Digital VenturesにてHead of Designとして組織立ち上げを経て、2019年にKESIKI INC.を創業。現在、NTT com KOEL、LIFESCAPESなど大企業、スタートアップから国の有識者委員など多数のアドバイザーを兼務。英国D&AD、香港DFA、グッドデザイン賞などの審査委員を歴任。書籍に『HELLO,DESIGN 日本人とデザイン』がある。

佐宗 邦威

株式会社 BIOTOPE代表取締役
多摩美術大学TCL特任准教授

戦略デザインファームBIOTOPE 代表/ チーフ戦略デザイナー。東京大学法学部卒。イリノイ工科大学デザイン学科(Master of Design Methods)修士課程修了。書籍『直感と論理をつなぐ思考法』『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』の著者。

濱田 芳治

多摩美術大学 生産デザイン学科 教授

多摩美術大学生産デザイン学科教授。インハウスデザイナーとしてスポーツプロダクトの開発、ブランディング業務に携わった後、Studio Galleryworksを設立。グッドデザイン賞の審査委員を歴任。2021年からJST ACT-X 領域アドバイザー。

丸橋 裕史

丸橋企画株式会社 代表取締役
多摩美術大学TCL特任准教授

多摩美術大学美術学部卒。慶應義塾大学大学院修了。広告会社や外資系企業でマーケティングに携わる。MBA取得後、独立し自身の会社を設立。上場企業をはじめ複数企業の顧問に就任し、商品開発や新規事業戦略立案およびそのプロジェクトマネジメントを行う。TCLのプログラム・マネージャーを担当。

坂本 啓

東京工業大学 工学院 教授

1975年大阪府生まれ。2004年米国コロラド大学ボールダー校博士課程修了(宇宙工学)。2005〜2006年日本学術振興会海外特別研究員(マサチューセッツ工科大学)を経て2008年より東京工業大学。専門は宇宙構造物工学。超小型人工衛星の開発責任者を務め、新技術の宇宙実証実験を牽引する。プロジェクト型モノづくり講義に豊富な経験を持ち、2015年(初年度)からデザイン思考基礎およびエンジニアリングデザインプロジェクトの設計・講義進行を担う。2019~2020年、フィンランドAalto大学客員研究員。

因幡 和晃

東京工業大学 環境・社会理工学院 教授

産学連携プロジェクトや共創スペースにおいてデザイン思考を活用してユーザーと共に課題を抽出し、機械工学、特に構造力学や混相流などの応用力学を核としたエンジニアリングで課題解決のための要素技術の開発や製品設計を行うことで、ユーザーに革新的体験を提供するための研究を行っています。
2005年 慶應義塾大学 博士(工学)、2005−2007年 東京理科大学 助手、2007−2009年 カリフォルニア工科大学 博士研究員、2009年より東京工業大学。

中谷 桃子

東京工業大学 工学院 准教授

NTT研究所にて約15年に渡り、人とICTとの接点のデザイン、ユーザエクスペリエンス(UX)や、共創/対話によるサービス創出の方法論をテーマに研究。NTTアイティ(現:NTTテクノクロス株式会社)にて、「こころを動かすICTデザイン室」を立ち上げ、新サービス創出/改善のコンサルティング業務に従事(2014年~2018年)。2021年度より現職。ヒューマンインタフェース学会コミュニケーション支援専門研究会、UXSD(User Experience & Service Design)研究会運営委員。

土方 亘

東京工業大学 工学院 准教授

東京工業大学博士後期課程修了後、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)客員研究員、株式会社豊田中央研究所での勤務を経て東京工業大学に着任。産業界での研究開発経験を活かしつつ、専門の電磁気学を活用して、人と機械の調和を目指した医療機器、機械システムの研究開発を行っている。

八木 透

東京工業大学 工学院 機械系 教授

1994年日本学術振興会特別研究員(DC2)、1996年名古屋大学博士後期課程修了、同年理化学研究所基礎科学特別研究員、1998年名古屋大学助手、2001年株式会社ニデック人工視覚研究所所長、2005東京工業大学助教授、2012年米国マサチューセッツ工科大学フルブライト客員研究員、現在は東京工業大学教授、脳・神経に関連した医用生体工学、生体計測工学、システム工学に関する基礎・応用研究に従事(工学博士)、IEEE-EMBS、日本生体医工学会、電気学会、計測自動制御学会、各会員。

秦 猛志

東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系 准教授

専門は有機合成化学。薬剤分子や有機EL分子など機能性分子の合成を研究している。京都大学大学院博士後期課程修了後(工学博士)、三菱ウェルファーマ(現 田辺三菱製薬)創薬研究所に勤務、2005年より東京工業大学で研究・教育に従事している。2014~2018年JSTさきがけ研究員兼任(分子技術領域)、実践型アントレプレナー人材育成プログラム(PEECs)副主査。

那須 聖

東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系 准教授

居住文化に関わる構築環境デザインとそのエビデンスに関する研究。多様な地域・文化圏における居住空間および公共空間の特性をフィールドワークに基づいて解明すると共に、現代の構築環境のデザインの可能性を研究と実践の両面で継続してきた。『建築フィールドワークの系譜』、『積雪寒冷地における高齢者の居場所づくり』など共著、『巨匠たちのディテール』共訳。実践型アントレプレナー人材育成プログラム(PEECs)副主査。

林 智広

東京工業大学 物質理工学院 材料系 准教授

人工物と人体の界面で起きている現象について研究。今までに企業と連携し人工臓器、再生医療のための材料など、次世代医療のための材料の開発を行ってきた。現在、理化学研究所研究員、東京大学准教授、企業研究員、2児の父を兼任。2003年ハイデルベルグ大学にてPh.D取得。

長谷川 晶一

東京工業大学 工学院 准教授

東工大入学時より、IVRC参加とVR制作(力触覚レンダリング担当)、糸を用いたハプティックインタフェースSPIDARと出会い力触覚レンダリングと物理エンジン、バーチャルな生き物などを研究。2006年9月博士(工学)。2007年電気通信大学知能機械科、2010年東工大精密工学研究所准教授。EuroHaptics2004、EuroGraphics2004 Best Paper Awardなど受賞。 IVRC(Interverse Virtual Reality Challenge)実行委員。最近はメタバースを楽しんでいる。

小倉 俊一郎

東京工業大学 生命理工学院 准教授

東京工業大学博士課程修了後、東京工業大学助手、静岡県立静岡がんセンター主任研究員を経て現職。専門は細胞生理工学でがんの診断や治療の開発を行っている。

中村 信大

東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系 准教授

専門は分子細胞生物学。生体の恒常性維持にはたらくシグナル受容分子の研究をしている。東京工業大学大学院博士後期課程修了後(理学博士)、2010年より東工大准教授、実践型アントレプレナー人材育成プログラム(PEECs)委員。

大橋 匠

東京工業大学 環境・社会理工学院 准教授

2018年東工大博士課程短期修了、技術経営専門職学位課程修了。博士(工学)、技術経営修士(専門職)。2019-2020年スタンフォード大学客員助教。人間中心デザイン(HCD)を多様な現場で実践し、そのデザインプロセスの形式知化を行っている。具体的には、畜産、介護、創薬研究分野で、ステークホルダーとともに学際/超学際研究を推進している。
International Conference on Human Factors in Accessibility and Assistive Technology (HFAAT)科学顧問委員。

田岡 祐樹

東京工業大学 環境・社会理工学院 助教

東京工業大学工学院機械系エンジニアリングデザインコース博士後期課程修了。博士 (学術)。専門は、共創デザイン、エンジニアリングデザイン。創造性を向上させるデザイン手法の開発や、デザイナーがユーザーに共感するプロセスの解明や、保育園や高齢者施設でのデザイン実践を行っている。

井上 あきの

東京工業大学 環境・社会理工学院 テックリプロジェクトマネージャー

東京工業大学理工学研究科情報科学専攻修了。パナソニック(株)共創ラボにて約4年間、多様性チームでデザイン思考、未来洞察、システム思考などのクリエイティブな手法を取り込んだイノベーションプロセスモデルの研究と実践に取り組んだ。2021年より技術経営アドバイザー業務に従事。